変幻自在な光のアレンジで
煌びやかな舞台を演出
大道具や小道具をはじめとした、舞台装置への電球やLEDなどの取り付け施工を行なっています。代表的なセットでいうと、緞帳があがると同時にあらわれる作品の“タイトル文字”。光輝き、さまざまな色に変化するのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。その他、パネルや引き枠などの大道具、家具などの小道具に配された電飾や、宝塚歌劇を象徴するきらびやかな光の数々を製作しているのが電飾係です。大道具を製作する装置係や色を塗る背景係、小道具係などの作業を経てきた装置や道具に、一つひとつ回路を整理・区分けしてLEDテープや電球を施工していきます。装置家や照明デザイナーとの密な打合せにより、光量や色、グラデーションなどを調整し、できるだけ要望に答えられるように模索します。宝塚大劇場で使用した後は東京宝塚劇場でも使用するため、輸送時にどう分解するかも考えながら設計図を作成し、施工しています。実際に舞台に設置し、点灯した瞬間の美しさは感動ものです。